ここはこのページの先頭です
お問い合わせ:0898-23-0634

医療法人聖ルカ会 木原病院

診療・入院のご案内

動脈硬化と内臓脂肪のお話

 動脈硬化とは動脈の血管壁が老化して硬くなるだけでなく、血管の内側にコレステロール(特に悪玉コレステロール)などが脂肪のかたまり(プラーク)を作ってこびりついて血管が狭くなり、血行が悪くなり、血液が詰まりやすくなる状態です。
 加齢や高血圧、脂質異常症、喫煙、糖尿病、肥満などさまざまな原因が重なって動脈硬化は引き起こされると考えられています。

 動脈硬化が進行して、心臓に酸素や栄養を供給している冠動脈に起これば、心筋梗塞、狭心症などを、脳の血管がもろくなれば、脳卒中(脳出血、脳梗塞)を、足に起これば閉塞性動脈硬化症を、大動脈に起これば大動脈瘤、大動脈解離などを引き起こす可能性があります。

 診断は、血液検査でコレステロールの量を測ったり、他の危険因子(高血圧や喫煙など)を調べて行います。

脈派図検査

 当院では、動脈硬化の診断のひとつとして脈派図検査を行っています。腕の血圧と足首の血圧を測定し、その比(ABI値=足首最高血圧/上腕最高血圧)が0.9以下の場合、下肢の閉塞性動脈硬化症の疑いがあることが分かります。また、腕から足首までの脈派の伝播速度(baPWV値)を測定し、値が大きいほど血管壁が硬くなっていることが分かります。血圧が高くなることでもbaPWV値は大きくなります。

脈派図検査
脈派図検査
 

内臓脂肪検査

 当院ではCT検査で内臓脂肪を測定することも出来ます。内臓脂肪も動脈硬化の危険因子で、たまりすぎてしまうと「悪玉」になることが分かってきました。内臓についた中性脂肪は、食事・運動療法で減らしやすいので、長年、食べ過ぎや運動不足を続けて内臓脂肪の増えすぎたこれまでの生活習慣さえ変えられれば、治療効果も高いといわれています。

 治療の基本は生活習慣の改善で、禁煙 や食事を見直したり、運動を行うことです。 喫煙は心筋梗塞の再発の危険が、吸わない人の約3倍あるといわれています。食事の見直しは総摂取エネルギー量や飽和脂肪酸摂取量を抑え、運動量を増やして太りにくいからだを作り、メタボリックシンドロームにならないよう適正体重を維持することが生活指導の基本です。

 食事・運動療法に取組んでも改善しない場合は、脂肪異常症が改善する薬や、血流を良くする薬が処方される場合があります。

内臓脂肪正常CT
正常
内臓脂肪肥満CT
肥満
 
お問い合わせ:0898-23-0634
 
医療法人聖ルカ会 木原病院
〒794-0026 今治市別宮町3-7-8
TEL:0898-23-0634 / FAX:0898-32-3762