骨粗鬆症のお話
骨粗鬆症とは、加齢やカルシウムの摂取量やホルモンの関係など様々な原因から、骨の量が減って骨の微細構造が劣化し、骨がもろくなって骨折しやすい疾患です。
およそ30歳代までは生体にカルシウムを供給する骨吸収と骨を作る骨形成(骨リモデリング)が平衡に保たれていますが、40歳代以降では骨吸収量に対して骨形成量が少なくなるため骨量が減少してくるといわれています。
当院では骨粗鬆症の診断には、骨塩定量検査を行っています。低エネルギーのX線を約15秒間、前腕に当てて骨の中にあるカルシウムなどの量(骨塩量)を測定します。
治療には、主に骨折予防効果があるといわれている骨の密度を上げるお薬やカルシウムの吸収を良くしたりするお薬が用いられます。骨粗鬆症には自覚症状がないので、定期的な骨塩定量検査で治療の経過をみることをお勧めしています。