頭痛外来のご案内

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頭痛外来について

頭痛外来は、すべての頭痛に対して診断や治療を行う、頭痛専門の脳神経外科専門の医師の診療科です。

 多くの日本人が頭痛もちといわれ、その多くは病院を受診せず、市販薬を服用し、適切な治療を受けずに悩まされています。
頭痛外来は、そのような患者に対しての診療科であり、医学的に適切な診察、検査を行い診断し治療を行います。

 頭痛の診断は様々であり、一人一人の「頭痛」に対する治療も様々です。適切な診断、治療を受けることが大切です。

頭痛の診断と種類

 頭痛は大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛に分けられます。

一次性頭痛の場合

片頭痛

ズキンズキンと脈打つ痛みが特徴で、吐き気や嘔吐を伴い、光や音に対して敏感になり、重度の場合は動けず寝込むこともありますが、1回の頭痛が3日以上持続することはありません。女性に多く、月経時に重度化しやすい傾向があります。

緊張型頭痛

頭全体を締め付けられるような痛みが特徴です。耐えられる範囲の痛みで何とか活動可能です。ストレスや運動不足など様々な要因が複合して生じます。一般的な鎮痛薬が有効です。

群発頭痛

片目の奥に激烈な痛みが生じ、15分~3時間以内に治まりますが、1~2か月間は、ほぼ連日頭痛が生じます。涙、鼻汁があり、痛みのためにじっとしていられません。圧倒的に男性に 多く、群発期は1~2年に1回ですが、この時期はアルコールによって頭痛が誘発されるので、飲酒は禁忌となります。

 

二次性頭痛の場合

 二次性頭痛とは何らかの疾患の症状として生じている頭痛です。

今までに感じたことのない頭痛や、徐々に悪化する頭痛、吐き気や嘔吐、手足の動きづらさを伴う頭痛、発熱を伴う頭痛など、頭痛以外の症状を伴う場合は、脳出血やくも膜下出血、髄膜脳炎など生命にかかわる頭痛の可能性もある ため、早急に病院を受診してください。

当頭痛外来では、脳神経外科専門医が直接お話を伺い、 疑われる頭痛に対して必要な検査を行います。 CT、MRI検査、頚椎などのX線検査だけでなく、生活習慣病の関わりが考えられる場合には血液検査などを行います。

 脳神経外科の診療日が不定期のため、まずはお問い合わせください。

 

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